Greetingご挨拶

 日本は世界でもトップクラスの経済力と技術力を持っています。しかし、海外の文化や言葉の壁によりコミュニケーションに苦労している日本人の姿もよく見受けられます。グローバル社会がますます進む中で、一つのツールとして”英語”が武器になります。”英語”というのは、日本語と同じように言語であり、コミュニケーションを取る手段の一つです。幼い子どもは、脳が柔らかく、環境適応能力も高いため、先生が英語で話をすると自然と英語で会話をするようになります。
 また、現代社会で大きな問題となっていることの一つは、家庭崩壊です。子どもの発達において一番影響を与えるのは家庭であり、その家庭を支えて互いに援助したいと望んでいます。特に、欝や引きこもりなどの精神的な病が急増している一番の理由は、家庭や親の影響と言われています。親から子どもへの過度の期待が、将来に大きな影響を及ぼすことは心理学の世界でも大きな問題として取り上げられています。 当園が基礎とする聖書では、Doing ではなくBeingを尊重します。「人間」を英語では、「Human doing」 ではなく、「Human being」と表します。すなわち、何かができるから評価されるのではなく、人の存在そのものが無条件で愛されていることを伝えていきたいと願っています。この理解が、子どもたち一人ひとりのセルフイメージに大きな影響を与えると信じています。
 英語ができることだけではなく、自らのアイデンティティーに誇りを持ち、相手を敬う姿勢を身に付けることなど、人格形成に力を入れ、グローバルに活躍する人材育成に繋がるように願っています。

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